二日目
今日はおーろらマリンコースという定期観光バスに乗って、知床に行く予定だ。おーろらマリンコースは今回で二度目となった。何故二度も乗る気になったかというと、ただ前回の印象がよかったからだ。ただ、それだけのことだ。
網走駅午前八時二十分発なのだが、乗る人はやはり少ない。しかし、僕としては、乗る人が少ない方がよいのだが。そんなおーろらマリンコースはバスガイドの軽快な話と共に進み、やがて、オシンコシンの滝で休憩を取った。最初に見た時は、凄い滝だと思ったが、二度目となると、感動も薄れるというものだ。
オシンコシンの滝 |
次は知床観光船だ。これに乗るのも二度目となったが、駐車場には大型観光バスがかなり 停まっていて、観光客でとても賑わっていた。
知床観光船は、知床岬航路と硫黄山航路の二航路あるが、定期観光バスが利用するのは、勿論硫黄山航路だ。硫黄山航路の所要時間は一時間三十分だが、知床岬航路は三時間四十五分だ。
おーろら号は、冬になれば、流氷砕氷船となるそうだ。
おーろら号には、かもめがついて回る。その理由は、乗船客がかもめに餌を与えるからではないだろうか。そして、その餌とは、何とかっぱえびせんである。デッキの縁からかっぱえびせんを摘まんでは、海に差し出すような恰好を取ると、何と大空で舞っていたかもめが、そのかっぱえびせん目指して急降下し、そのかっぱえびせんを見事に銜えては、再び大空に戻って行くのだ。これは、さながらかもめショーのようだ。そのかもめショーに興じてる観光客はかなりいた。そして、僕も「やってみないか」と言われたので、その人からかっぱえびせんを受け取りやってみたが、見事に成功した。急降下して来るかもめの目が何と鋭かったことか! また、かもめは何と目がよいのかと思った。 |
カムイワッカの滝。硫黄山航路はここで折返す |
知床観光船の次は、知床五湖巡りだ。しかし、その前にさいはて市場で昼食だ。
知床五湖巡りの入口。前回は一湖までしか行けなかったが、今回は二湖まで行けた。 |
正に知床五湖は、観光客で賑わっていた。これでは、クマの方が逃げて行くかもしれない。
知床五湖巡りの次は小清水原生花園だ。原生花園といえども、花はあまり見られなかった。
網走駅到着五時十分。これによって、今日の予定はこれで終わり。