伊勢市内を走ってる時は、かなり雨足が強くなってきたが、近鉄鵜方駅を通り過ぎた頃には雨は止んだ。スペイン村に行くには、この鵜方駅で下車をする。
更に、車を走らせると、やがて、大王崎に着いた。しかし、300円の有料駐車場を利用しなければならなかった。駐車場には、地元のおばさんが駐車係をやっていた。このおばさんから、大王崎灯台への行き方を教えてもらった。
大王崎灯台へは、5分も掛からない位だ。
駐車場から道を真っ直ぐ進むと、やがて、堤防に突き当り、左折する。すると、程なく坂道に沿って土産物や海産物を販売する小さな店が5、6件程見られたが、シャッターの降りた店もあった。そして、程なく大王崎の灯台に着いた。

大王崎灯台。入場料は200円だ。灯台の隣にある大王崎灯台ミュージアムも見ることが出来る。

階段を早速上り、最上部目指す。大王崎灯台は、地上から灯火まで20メートルだ。
最上部に着くと、外に出てみたが、風が強く、また、手摺も低い為に、怖さを感じる。老人や子供は、行かない方が無難だ。
早速、写真を撮ったが、曇天の為か、綺麗な海を眼に出来なかった。


大王崎を後にすると、賢島に向かった。賢島で、来年(2016年5月)伊勢志摩サミットが行われることが決まった。

この橋を渡ると、賢島となる。そして、橋を渡ると、サミットの会場となる志摩観光ホテルがある。
因みに、この橋、車が通ると、よく揺れる。
橋の上から撮った写真。
右側に見えるのが、志摩マリンランド。
橋の向こうに、志摩観光ホテルが見える。しかし、今は耐震補強と改装工事の為に、2016年春まで休館とのことだ。


賢島を後にすると、パールロードを経て、夫婦岩で有名な二見に向かった。
パールロードは、昔は有料道路だったが、今は無料だ。パールロード沿いにスペイン村が出来た為かな。

信号の向こうに、スペイン村が見える。かなり、昔のことだが、スペイン村で宙返りするジェットコースターに乗ったことがあるが、恐怖の連続で、気持ち悪くなってしまい、その後、へばってしまった。


やがて、的矢湾大橋を渡ることになるが、渡り終えると、すぐ左手に、大きな駐車場がある。

八月だというのに、車は僕の車以外に、1台しか停まっていなかった。
的矢湾大橋。駐車場から見ると、とても綺麗だ。


的矢湾大橋には歩道があったので、渡ってみることにした。しかし、ガードレールは綺麗とはいえず、また、橋の袂には、ペットボトルなどのごみが散乱していた。


橋を3分の1程渡り、その後、引き返した。橋の左右の景色を写真に撮った。

展望台からの眺め


的矢湾大橋の向こうには、豪華なホテルが立ち並ぶ。これらのホテルに泊まり、スペイン村に行くのが、この辺りのドル箱か。


スペイン村を通り過ぎ、パールロードをそのま進むと、所々に見晴らしの良いパーキングがあったので、休憩し写真を撮った。


更にパールロードを進むと、鳥羽展望台の道路標識が出ていたので、左折して早速坂を上り行ってみた。
鳥羽展望台には、売店、レストランがあるだけでなく、軽食も食べられる。


ここで、伊勢うどんとソフトクリームを食べた。ソフトクリームは三重一美味しいと紹介されていたので、食べてみたのだが、確かに美味しかった。

左側に見えてる小さな島は、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島。小説では、歌島となっている。
冬の空気の清んだ日には、富士山が見えるとのことだが、今はまるで見えなかった。


鳥羽展望台を後にし、更にパールロードを進み続けると、やがて、左側に海の駅鳥羽海鮮市場が見えて来る。

鳥羽海鮮市場。パールロード沿いで食事が出来るのは、ここと鳥羽展望台位なものだが、こちらの方が本場の味を味わえると思う。また、土産物だけでなく、さざえや大あさりも販売されていて、駐車場は車で一杯だった。


鳥羽海鮮市場を後にすると、夫婦岩で有名な二見に向かった。 昔はここで身を清めてから、参宮したと言われてるそうだ。因みに、夫婦岩に行くには、二見シ―パラダイスの駐車場に車を停めなければならず、有料だった(二時間600円)。ほぼ満車であり、運が悪ければ、待たなければならないだろう。因みに帰りにこの駐車場を出る時、前の車が駐車料金精算機の操作に手古摺り、後ろの車からクラクションを何度も鳴らされていた。

夫婦岩に行くには、二見シーパラダイスの駐車場を後にして、しばらく歩かなければならない。
やがて、二見興玉神社が見えてくる。しかし、今は工事中だった。来年のサミットに備えてるのだろう。
また、禊橋もつくっている。これも、サミットに備えてだろう。


やがて、夫婦岩が見えて来る。

境内にはカエルの置物が多く見られるが、無事に帰るという意味があるそうだ。
神社の向こうには、ホテル等が見える。
鳥居の上には、鳥が止まっていた。カラスらしい。


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