二日目
今日は伊良部島、下地島を訪れ、更に昨日行けなかった東平安名崎周辺にまで行く予定になっていた。
昨日、ホテルの人に、池間島周辺の海がすごく綺麗だったと言ったところ、下地島の方がもっと綺麗だという答が返って来た。池間島の海より綺麗だとなると、どんな綺麗さだろうか?
それはともかく、伊良部島へはフェリーで行かなければならない。フェリーは伊江島とは違って予約が出来ないとのことだ。それで、早目にホテルを後にする。
そして、フェリー乗り場らしき場所に着いたのだが、人はまるで見られない。場所を間違えたのだろうか?
どうやらそんな感じだ。少し先の方にある埠頭への道を車が次から次へ先端の方に曲がってゆく。どうやら、その辺りに、フェリー乗り場があるようだ。
フェリー乗り場ではなく、高速船乗り場 ここで、少し待ってしまった。 |
フェリー乗り場は第三埠頭の先端の方にあり、既にかなりの車が待機していた。
僕が乗船することになっている伊良部島行きのフェリー(ゆうむつ)は、午前8時30分発だ。
係員の指示に従い、バックでゆうむつに乗り込む。
大型バス3台、普通車16台搭載出来るというゆうむつは、今回はバスは見られず、乗用車ばかりで、ぎゅうぎゅう詰めだ。
やがて、ゆうむつは平良港を後にした。
宮古島と伊良部島を結ぶ橋が建設中であった |
やがて、伊良部島に着いた。次から次へとゆうむつから車が出てゆく。
伊良部島では、まず牧山展望台に行くつもりだった。
伊良部島、下地島では、超特急で見物しなければならない。というのは、午前11発のゆうむうむつで宮古島に戻る予定だからだ。伊良部島、下地島では、二時間も掛けられない位なのだ。
伊良部島はなかなか坂が多い島だ。そして、牧山展望台は地図ではすぐに行けそうなのだが、それがなかなか行き着くことが出来ない。時間が少ないのは前述した通りだ。それで、牧山展望台は諦め、下地島に向かって車を走らせる。だが、その前に、渡口の浜見物だ。
渡口の浜は確かに綺麗な浜だったが、僕以外には誰もいなかった。売店もあったが、営業はしてなかった。
渡口の浜の次は下地島空港だ。伊良部島と下地島は6本の橋で結ばれているが、二つの島だとは思えない。
下地島には中ノ島ビーチと通り池という見所がある。
中ノ島ビーチは、人っ子一人いなかった |
通り池は地下で繋がっていて、また、海とも繋がってるそうだ。また、上級者向きのダイビングスポットで、伝説もあるとのことだ。
やがて、下地島空港が見えた。だが、飛行機の離着陸は行われてなかった。時間の関係上、二、三分で、この場を後にした。
下地島空港の次は、佐和田の浜だが、車窓から見るだけだった。
佐和田の浜 |
佐和田の浜の次は白鳥崎という見所があるが、時間の関係上とても無理。何しろ、11時までに佐良浜港に戻らなければならないからだ。それで、車のスピードを上げ、やがて、フナウサギバナタという展望台に着いた。
フナウサギバナタとは「船を見送る岬」という島の方言で、秋に飛来するサシバをかたどった展望台が見事だ。
短編小説 伊良部島殺人事件 |
フナウサギバナタを後にすると、後は佐良浜港に戻るだけ。どうやら、11時のフェリーには乗れそうだ。
しかし、伊良部島、下地島を僅か二時間で巡るのはやはりきつい。しかし、今日、帰らなければならないので、やむを得ない。因みに、伊良部島はやはり、坂の多い島だった。
佐良浜港 |
フェリーから伊良部島を望む |
宮古島に戻ると、まず向かったのは、東洋一のビーチと言われる与那覇前浜だ。今日は快晴で、確かに日本離れした美しいビーチだ。
与那覇前浜の次は、来間大橋を渡って来間島だ。
来間大橋 |
来間大橋と来間港 |
来間島には竜宮城展望台という展望台があるので、早速行ってみようとしたのだが、何故かいけない。
道路標識もないようだ。見落としたのだろうか。
結局、竜宮城展望台が何処にあるのか分からず、行けなかった。土産物店もあるらしいのに…。
しかし、高台から、宮古島の写真は撮れた。
来間島を後にすると、次に向かったのは、うえのドイツ文化村だ。
うえのドイツ文化村に行ったことは行ったのだが、入場料を 払って、見物したわけではなかった。ただ、周辺を散策しただけ |
うえのドイツ文化村を後にすると、次に向かったのは、東平安名崎だ。その途中、海宝館というレストラン兼資料館があったので、立ち寄ろうとしたのだが、大型観光バスが次から次へとやって来たので、そのまま素通りした。
そして、向かったのが、東平安名崎だが、結局行くことが出来なかった。というのは、東平安名崎に向かう道の入口から先が車通行止めになってたからだ。ここから1キロ以上歩かないといけないというわけだ。これでは、諦めるしかないだろう。こういう事情で、東平安名崎へは行けず、島を一周する道路を走り続ける。その途中に吉野海岸とか
新城海岸という宮古島では有名なビーチがあったが、立ち寄らず、そのまま走り続け、やがて、比嘉ロードパークに
着いた。
早目に行動した為に、宮古空港に戻るにはまだ早い。それで、結局池間大橋近くまで行くことになってしまった。
そして、その帰りに、宮古島海中公園に行くことになった。宮古島海中公園は、階段で海底まで降りられ、ガラス越しに海の中が見えるのだが、エサで魚を寄せ付けも行ってるみたいだ。係員が親切に説明はしてくれるが、入場料1000円は少し高いような気がした。
海中公園を後にすると、後は宮古空港に戻るだけ。
レンタカーは空港内の駐車場に駐車しておけばいいだけ。後は係員が取りに来てくれるようだ。
正に、天候に恵まれた宮古島旅行だったが、宮古島を訪れた印象としては、海が沖縄で一番綺麗だと思ったこと以外として、サトウキビ畑が非常に多いということと、サトウキビ畑にスプリンクラーがあって、畑に撒き散らす水が時々車に掛かってしまった。このような経験は初めてであった。
宮古(17:35)発ANA1728便で那覇に向かう(18:25)着
那覇(19:05)発ANA136便で羽田に向かう(21:25)着