二日目

ゆがふいんBISEの部屋から海洋博公園を望む。
向こうに見えてる島は伊江島。
伊江島


ホテルを後にしたのは、午前8時30分頃だっただろうか。向かったのは、本部港だ。9時発の伊江島行きのフェリーに乗船
する為だ。フェリーは予約制で、二か月程前に予約を済ませている。
もう1台も積めない程車を乗せて、フェリーは本部港を出発した。伊江島まで30分なので、すぐに着く。
瀬底大橋下を通過し、瀬底ビーチを横目に、伊江島目指して、フェリーは進む。瀬底ビーチに見える建設中断のホテルが不気味
だ。







時間通り、伊江島に到着し、早速伊江島見物に乗り出した。そして、最初に向かったのは、ニィヤティヤ堂だ。
しかし、その前にGIビーチ見物だ。GIビーチへの案内標識は見当たらず、また、観光地化されてないので、素朴な自然が魅力だ。

GIビーチの次は、ニィヤティヤ堂だ。戦時中は防空壕として使われたらしい。ニィヤティヤ堂だまで行くには、駐車場から少し階段を降りなければならない。

ニィヤティヤ堂の次は伊江島灯台だ。しかし、伊江島灯台は米軍基地内にある為に、行くことは出来ない。フェンス越しに見ることしか出来ない。

伊江島灯台の次は湧水だ。しかし、その前に伊江島空港見物だ。
もっとも、伊江島空港は今は閉鎖され、飛行機は飛んでいない。また、地図を見ると、その横に米軍飛行場があるので、早速行ってみたが、飛行場と思える所は、今は未舗装の単なる道路となっていた。
米軍飛行場を後 にし、集落を抜けて、湧水に向かった。

海辺にある湧水まで行こうとしたのだが、道がどんどん細くなり、しかも、向こうからマイクロバスがやって来たので、手頃な場所に車を停め、Uターンした。そして、今度は湧水展望台に行くことにした。湧水展望台からの眺めはなかなか迫力がある。

湧水展望台の次はリリフィールド公園だ。そして、リリフィールド公園の駐車場に車を停め、散策路を歩き出したが、海際になって、海水が散策路を防ぎ、歩くのが大変になった。それで、早々と引き返す。
そして、次に向かったのは、伊江ビーチだ。
伊江ビーチの入口にゲートがあって、入場料を払わなければならない。しかし、僅か100円だ。


伊江ビーチは伊江島の海の中で一番綺麗であった。ビーチに面して、売店があったので、ソフトクリームを食べた。
また、ビーチでは若者がビーチバレーに興じていた。


伊江ビーチの後は、今回の伊江島最後の訪問地である城山だ。城山に行かないことには、伊江島に来た甲斐がないというものだろう。

城山山頂へは、鳥居をくぐり抜け、階段を15分程歩かなければならない。僕ではとても無理だ。
しかし、売店の横に展望台があったので、早速展望台からの眺めを愉しんだ。しかし、風が強い。


城山を後にすると、後は港に戻るだけだ。何しろ、午後1時のフェリーで本部港に戻るからだ。伊江島には3時間半しかいなかったが、まあ、一通り、伊江島の見所は見終えたようだ。
フェリーが伊江島を後にしようとしていた時に、小学五、六年位の男女十数名が「お父さん! お母さん!」と大声で叫び、手を振っていた。その時間は五分から十分程続いただろうか? 何故、一日に何度も往復する伊江島と沖縄のフェリーでこのような光景が見られるのか、僕には分からなかったが、このような子供たちを見ていると、日本の将来にも期待が持てそうだ。

本部港に予定通り着くと、次に向かったのは、辺戸岬だった。何しろ、今日の予定は伊江島と辺戸岬だから、かなりハードな計画と言わざるを得ないが、決して不可能ではない。
そして、ワルミ大橋経由で辺戸岬に向かった。ワルミ大橋ができるまでは、細い道(505号線)を走らなければならず、なかなか大変だったが、一気に楽になった。
辺戸岬を訪れるのは、今回で二回だった。前回は、途中、オクマビーチを訪れたが、今回はそんな時間的余裕はない。
しかし、茅打ちバンタは訪れようと思ってたが、道路工事の為、行けなかった。しかし、辺戸岬には計画通り着いた。
しかし、以前は営業していた駐車場前の売店が取り壊されていたのは、些か寂しい思いがした。
辺戸岬に着いた頃には雨足が強まり、また、強風の為に、写真撮影どころではなかった。

辺戸岬の次はヤンバルクイナ展望台であった。前回訪れた時は、車のドアを傷つけてしまったこともあり、満足に見れなかったが、今回はじっくりと見物することにした。ヤンバルクイナ展望台へは、辺戸岬から10分位だろうか。


ヤンバルクイナ展望台から辺戸岬を望む。

ヤンバルクイナ展望台を後にすると、後はホテルに戻るだけだ。しかし、夕食は昨日と同様、コンビニの弁当だった。
ホテル周辺には、手頃な食事処は少なかった。また、今日も昨日と同様、マハイナホテルのお風呂を利用した。

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