一日目


羽田(8:05)発JAL0643便で鹿児島空港に向かう(10:00)着
鹿児島空港(10:50)発JAC3793便で徳之島空港に向かう(12:00)着

鹿児島空港には少し遅れて到着したが、鹿児島空港でちょっとしたアクシデントがあった。
JAC3793便の保安検査場前で椅子に座って待っていたところ、場内アナウンスで僕の名前らしきものが呼び出された。それで、眼前のJALカウンターで確認してみたところ、やはり僕で徳之島空港への搭乗手続きがまだ終わってないという。何しろ空港の出口に出ることなく、徳之島空港行きの保安検査場前に行けるので、忘れていたというわけだ。
しかし、こんな経験は初めてで、15分前までに搭乗手続きを終えないと、徳之島に行けなかった可能性もある。こんなことで、旅行が台無しになったかもしれないというわけだ。

鹿児島空港
僕の座席は、大抵翼の近くだ。パック旅行の料金によって、割り当てられる座席が決まってるのだと思う。
鹿児島空港を離陸した後、少しの間、陸上を飛行していたが、やがて、海が見えるようになった。
程なく島が見えたので、写真に撮った。何という島か?


その後、島が度々見えたので、写真に撮った。因みに、僕の座席は右側だった。


徳之島着陸10分位前に、飛行機の車輪が開いた。

程なく、徳之島が窓から見えるようになった。


飛行機は無事に着陸した(当たり前だが)。

徳之島周辺の天気は申し分ない上天気。

徳之島空港周辺
JAC3793便
徳之島空港内には、土産物店があり、帰りにここで土産を買った。因みに、土産物店はここ以外にあまりない。また、ここのレストランで鶏飯を食べた。十年以上前に奄美大島に行った時に鶏飯を食べたが、とても美味しかったことを覚えている。それで、迷わず鶏飯を食べた。スープが自慢だとメニューには記されていたが、確かに美味しかった。


空港からすぐ近くのレンタカー店でレンタカーを借り早速徳之島観光を開始した。。
まず最初に行ったのは、ユイの館だった。カーナビでユイの館の設定は可能だった。

ユイの館は、図書館と隣接していて、最初は図書館の方に間違えて入ってしまった。ユイの館は、徳之島の自然や民族、歴史が学べる資料館(入館料200円)だが、館内の照明が消えていて、しかも、係員の姿も見当たらなかったので、入館せず、すぐに車に戻った。


ユイの館を後にし、次に向かったのは、犬の門蓋であった。門蓋は、「じょうぶた」と読むのだが、それを読めず、カーナビで設定することは出来なかった。しかし、何とか行くことは出来た。

犬の門蓋には、展望台があり、その先には海に向かって遊歩道が伸びている。



遊歩道の先は、隆起サンゴが長い年月を掛けて荒波に浸食された地形が見られる。

その途中、メガネ岩と呼ばれる洞門がある。

メガネ岩の向こうは断崖になっていて、慎重に歩かなければならない。


メガネ岩を通り過ぎ、まだ少し先に進むことが出来る。


やがて、駐車場まで引き返し、展望台に上がってみた。すると、徳之島らしい豪快な光景を眼に出来た。


犬の門蓋を後にすると、しばらくサトウキビ畑の中の道を進む。そして、次に向かったのが、犬田布岬だ。「いぬたぶみさき」と読むのだが、「いぬたっぷみさき」と読んでしまい、カーナビに設定できない。それで、道路標識頼りとなってしまったのだが、かなり細い道に入ってしまい、間違えたのかと思い、道路標識がある場所まで引き返してしまった。しかし、やはり、この道しかないと思い、同じ道を再び進んだが、やはり、その道でよかった。


犬田布岬。この岬のはるか沖合で、戦艦大和が撃沈された。
大きな駐車場がある。この駐車場が車で一杯になることはあるのだろうか?


駐車場から戦艦大和慰霊碑近くまで遊歩道が伸びている。



戦艦大和慰霊碑の前には、錆び付いた錨がある。これ、本物? それとも、偽物?


犬田布岬を後にすると、後は徳之島随一の賑わいを見せる亀津にあるホテル・レクストン徳之島に行くだけなので、カーナビをレクストン徳之島に設定した。

しかし、その途中、なくさみ館という道路標識が見えたので、左折しては行ってみることにした。なくさみ館とは、闘牛場だ。

闘牛場に来るのは初めてだが、ドーム型のなかなか立派なものだ。


闘牛場内では、闘牛の練習が行なわれていた。しかし、中に入って一瞬どきっとした。というのは、牛の鳴き声がとても激しく辺りに響き渡り、怖ささえ感じる位だったからだ。


闘牛の練習をしばらく見ていたのだが、なかなか面白い。何しろ、牛は必ずしも人間の思うようには動かない。つまり、何を仕出かすか分からない。それも、闘牛の面白みだと思う。娯楽の少ない徳之島で何か面白いものはないかということで、闘牛が行なわれるようになったとのことだ。


闘牛場には資料展示室(入館料200円)があったので、早速入ってみた。

資料館内には、闘牛大会の写真が展示されていたり闘牛のビデオが上演されていて、なかなか面白かった。

ビデオを見終えた後、女性係員の案内の下に、再び闘牛の練習を見物した。


闘牛大会の時は、この会場が人で一杯になるそうだ。しかし、入場料は決して安くはない。
また、牛の欠点は、歩きながら糞を垂れることだ。今、この闘牛場に入って来た牛も通路で糞を垂れ、係員が片付けなければならず、大変らしい。

徳之島なくさみ館を後にすると、次に向かったのは、近くにある喜念浜海岸だ。喜念浜海岸とは、約1キロに及ぶ白浜とエメラルドグリーンの海が美しいビーチだとのことだ。


かなり大きなビーチだが、辺りは僕以外に誰も見られなかった。浜はそれ程白いとは思わなかったが、サンゴのかけらがいくらでもあり、五つ程拾い集め、家に持ち帰った。


後はホテルに行くだけだが、時間がまだ五時にもなってなく、辺りもまだ明るかったので、亀津の町中を少し車で走ったのだが、さして行く所がなかったので、早々とレクストン徳之島にチェックインした。駐車場はホテル横にある。

レクストン徳之島。徳之島を一周する道路沿いにあり、すぐ分かる。
部屋は五階だった。
ごく普通のホテルだが、一階のロビーでインターネットが無料で使用出来るのは、嬉しい。
朝食は隣にある24時間営業のレストランでだが、バイキングではなく、メニューの中から選ぶ。値段は400円から500円位のものだ。


夕食は隣のレストランか、スーパーで弁当を買うしかないようだ。日曜日なので、居酒屋は営業してないらしい。
辺りを少し散策してみたが、確かに食事が出来そうな店はさして見当たらなかった。それで、スーパーで弁当を買ったが、残り二つしかなく、もう少し遅ければ、弁当での夕食も出来なかったであろう。


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