二日目

今日は徳之島発(17:50)分の飛行機で鹿児島空港に戻る予定なので、ホテルをチェックアウトしたのは、午前9時前だった。昨日の経験から、あまり早くホテルを後にしても、時間を持て余すと思ったからだ。
そして、まず最初に訪れたのは、亀徳新港だった。ここから、鹿児島、奄美大島、沖縄方面の船が出る。

亀徳新港の待合室に行ってみようと思ったのだが、車を駐車する場所が見付からない。それで、早々と後にした。


そして、次に向かったのが、亀徳港だった。こちらの港は、主として貨物を取り扱ってるようだ。旅客は新港の方だ。

亀徳港では、空がとても綺麗なので、写真に撮った。沖縄本島や八重山諸島より、綺麗だと思った。
やがて、こういう看板を眼にしたので、右折したが、結局、この看板で示されているグスクを見はしなかったが、海岸に出た時に、写真を撮った。海岸からは、加計呂麻島を眼に出来る。



更に、島を一周する道路を走り続けると、やがて、レストランがあったので、駐車場に車を停め、写真を撮った。ここからも、加計呂麻島が綺麗に見える。


更に、車を走らせると、左側に車を停められる場所があったので、車を停め、海岸に出てみた。海岸の名前はあるのだが、忘れてしまった。
なかなか綺麗な海岸で、魚もよく釣れるそうだ。


この海岸では、ペットボトル等のごみが眼についたが、韓国方面からのごみが多いそうだ。
そういえば、僕も徳之島のどこの海岸か忘れてしまったが、英語で書かれたペットボトルのごみを眼にした。


ここから更に車を走らせると、右側に徳之島フルーツガーデンが見えたので、行ってみることにした。しかし、その前にフルーツガーデンへの道を更に進むと、畦プリンスビーチに行けるので、まず畦プリンスビーチに行ってみることにした。プリンスとは、天皇陛下のことで、昭和47年にこの浜を散策されたことから、名付けられたとのことだ。


畦プリンスビーチは俗化されていない綺麗なビーチで、沖縄の瀬底ビーチと似たような感じなのだが、こちらの方が綺麗だと思った。

このように、ビーチは、サンゴのかけらがいくらでもある。
海岸近くには、キャンプ場もある。


畦プリンスビーチを後にすると、徳之島フルーツガーデンに向かった。入園料300円だ。


入園料を払って中に入ったものの、園内に花が咲き乱れてるわけでもなく、また、工事中であったりして、10分もいない位で後にした。


展望台からの景色はなかなかよい。


次に向かったのは、金見ソテツトンネルだ。しかし、その途中、ハブセンターがあるので、行ってみようと思ったのだが、通り過ぎてしまったようで、行けなかった。しかし、ソテツトンネルは道路標識を見落とすことなく、右折出来た。しかし、かなり細い道だ。やがて、その細い道を右折する道路標識が出たので、右折したが、すぐ引き返した。というのは、こんな細い道に入ってしまうと、後でUターンするのに、苦労すると思ったからだ(しかし、後でこの先に駐車場があることが分かった)。

金見ソテツトンネル入口近くの駐車場。右側が駐車場だ。



ソテツトンネル入口。赤い花は、ハイビスカスらしい。


ソテツトンネルを1分位歩いたが、何しろ道路に停めた車が気になった。その道にはバス停があったことから、バスも通るだろう。しかし、僕の車が停めてあれば、バスは通れない。それで、早々とソテツトンネルを後にし、車に戻った。


ソテツトンネルの次は、ムシロ瀬だ。ムシロ瀬とは、平坦な岩盤がムシロを敷き詰めたように広がってる為に名付けられたそうだ。しかし、その途中に綺麗な海岸があったので、写真を撮った。加計呂麻島が綺麗に見える。


やがて、ムシロ瀬への道路標識が見えたので、右折した。

ムシロ瀬に向かう道。
ムシロ瀬。駐車場とトイレがあり、駐車場には車が2台停まっていた。



ムシロ瀬を後にすると、次に向かったのは、ヨナマビーチだった。
道路標識が出ていたので、右折すると、すぐに綺麗な海が見えた。その海を見た瞬間、徳之島随一のビーチだと思った。


ヨナマビーチはとても綺麗だ。まるで、宮古島の海を思わすような綺麗さだ。沖縄本島ではこんなに綺麗な海は見れないと思わせる位だ(もっとも、古宇利島や谷茶ベイ辺りは綺麗だが)。


プールもある。
飛行機は5時50分で、時間はたっぷりある。そうかといって、再び島を一周する気にもなれない。それで、この休憩所で1時間程寝転がり、時を過ごした。こんなに綺麗な海の前で僕一人で1時間も過ごしたことは初めての経験だ。そして、意外にも時間は早く過ごてしまった。ついうとうとしてしまった為か。


やがて、飛行機の音が聞こえたので、写真に撮った。飛行機は島を通り過ぎ、Uターンして空港に着陸したようだ。


ヨナマビーチはとても綺麗なのだが、気になることがないわけでもなかった。それは、赤土だ。
ヨナマビーチ近くで、駐車場を拡張するのか、ホテルなどを建てようとしてるのか分からないが、山肌が削られ、赤土が剥き出しになってるのだ。雨が叩きつけるように降れば、赤土が海に流れ込むことは、容易に察せられる。そうなれば、海が汚されるだろう。
そういえば、徳之島で出会ったおじいさんが、徳之島も赤土の被害を受けてると言っておられた。つまり、白い砂浜が赤くなってるのは、赤土にやられたからだそうだ。

ヨナマビーチを後にすると、一旦空港に戻ってみることにした。ヨナマビーチ近くに、尚子ロード記念碑というものがあるようだが、それを見ることは出来なかった(通り過ぎてしまったのだと思う)。尚子とは、無論、高橋尚子で、高橋尚子はこの徳之島でトレーニングをしたそうだ。

空港に近付いた頃、コンビニがあったので、おにぎりを買い、空港近くで食べることにした(車の中でだが)。


空港近くでの車の中での昼食は終えたといえども、まだ時間はある。そうかといって、あまり遠くへはいけない。それで80号線で、島を横断し、畦プリンスビーチ、ソテツトンネル方面の道(629号線)を走り、空港に戻ることにした。
というのも、もう一度ソテツトンネルを訪れようと思ったからだ。
そして、思い通りにソテツトンネルに来ることが出来た。

再びソテツトンネルにやって来た。今度は入口近くにある駐車場に車を停めることが出来た。これで、安心だ。ソテツトンネルは、200メートル程続いてるらしい。早速歩いてみた。


やがて、階段があり、階段を少し上がると、開けた場所に出た。金見崎展望台だ。

金見崎展望台。早速上がってみた。
金見崎灯台



金見崎展望台は、僕以外に誰もいなかった。ジュースの自動販売機もあったが、果たして利益は出るのか。
金見崎展望台を後にし、ソテツトンネルを通っては車に戻り、今度は先程展望台から見えた灯台に行ってみることにした。そして、駐車場を後にしたのだが、すぐに駐車場に引き返した。というのは、道がとても細くUターン出来ないと思ったからだ。それで、車を駐車場に停め、歩いて行こうと思い、歩きかけたのだが、近くにいたおばさんが、「どちらに行かれるのですか?」と訊いて来たので、「灯台までです」と答えた。すると、「車で行けますよ」と言ったので、車に戻り、車で行くことにした。島の人は親切だ。
そして、結局車で灯台まで行けたのだが、最後の方は、僕の乗っている軽自動車でも、窓ガラスに草がぶつかる程、道は狭い。カローラクラスでは、車で行くのは、厳しいだろう。

金見崎灯台。中には入れない。


金見崎灯台に向かう道(金見崎灯台側から撮影)。この細さでは、カローラクラスでは、厳しいだろう。

金見崎灯台を後にすると、後は空港に戻るだけだが、まだ時間はある。それで、再びムシロ瀬を訪れてみた。しかし、写真は撮らなかった。
ムシロ瀬の次は、再びヨナマビーチを訪れることにした。飛行機の時間までは、まだまだ余裕がある。それで、もう一度、あの休憩所で、時間を過ごそうと思ったのだ。
しかし、前回に眼に出来なかった尚子ロード記念碑というものを見てみようとした。それで、それらしきものがありそうな駐車場があったので、車を停めることにした。しかし、それは眼にすることが出来なかった(しかし、後で調べたところ、やはり、記念碑は車を停めた駐車場の道路際にあったようだ)。

駐車場近くにあるバンガロー。誰もいないようだった。


ヨナマビーチ近くで、このような工事が行われていた。赤土が剥き出しになっている。


その後、再びヨナマビーチを訪れた。


そして、再び誰もいない休憩所で、ごろっと横になったのだが、空を見上げると、あまりにも青い。こんなに青い青空を見たのは、生まれて以来、初めてではないかと思った。

JAC3798便


徳之島(17:50)発JAC3798便で鹿児島空港に向かう(18:50)着
鹿児島空港(20:25)発JAL0654便で羽田に向かう(22:00)着。


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