二日目
今日は西表島の船浮方面の観光を行う予定だ。
石垣港8:30分発の上原行きの船で上原港に向かう予定だったのだが、出発が8:50分を少し過ぎた頃であった。
上原港に行くのは初めてだが、今日は曇天であることが残念だ。
上原港に向かう定期船(安栄観光) |
船は小浜島を左側に眼にしながら、やがて西表島に沿うように進んだ。
やがて、上原港が見えて来た。 |
上原港では、今日利用する観光業者が看板を手に待っていてくれた。
観光業者の車に乗って、上原港を出発。
やがて、浦内川近くの展望台で辺りの風景を見物した。辺りは、マングローブが広がっていた。 |
やがて、子午線モニュメントを見物。東経123度45分56789地点だそうだ。 |
次は沖縄最古の木造建築(新盛家)を見物 |
サンゴで作られた垣根の隙間には、やはりハブがいるらしい |
その次に、西表島の水田を見物することになったが、カンムリワシ(天然記念物)がいた。 |
やがて、白浜港に着いた。ここから、観光業者のグラスボートに乗って、水落の滝に向かう。道路はこの白浜港で行き止まりとなる。これから先へは、船でしか行けない。 |
やがて、グラスボートは川の中に入って行った。川の両側にはマングローブが生い茂っている。この川は台風時なんかに、船の避難港の役割を果たすとのことだ。 |
やがて、水落の滝が見えて来た。 |
水落の滝見物を終えた後、グラスボートは川を戻り始めた。 |
水落の滝の次は船浮集落散策だ。
やがて、船浮集落が見えて来た。船でしか行けない集落だ。 |
船浮は、人口50人程の静かな集落だ。ガイドの案内の下に、船浮散策が始まった。
船浮小中学校。子供の数より、先生の数の方が多いらしい。 |
イリオモテヤマネコ発見の地 |
船浮集落散策の次は、ここで昼食。メニューは八重山そばであった。焼きそばの方がよかったなぁ。 |
昼食の後は、八重山舞踊の鑑賞 |
その後、西表島で最も美しいというイダの浜に向かった。人は僕たち以外に誰もいなかった。
イダの浜の次は、グラスボートでサンゴ見物。
陽が差して来た為か、エメラルドブルーに輝く海が眼についた。素晴らしい色だ。 |
サンゴのポイントに来ると、早速サンゴ見物となった。
確かに、もの凄いサンゴだ。エダサンゴあり、テーブルサンゴ、その他、ガイドさんも名前を知らないようなサンゴもあり。正に、サンゴの密林、ジャングルそのもので、八重山どころか、沖縄一のサンゴの群落だそうだ。
正にこれ程の規模のサンゴの群落は見たことはないが、今年の7、8月頃の海水温の上昇により、ここのサンゴの7割は死滅してしまったそうだ。僕らにはその区別が分からないが、森林のような色になってしまったサンゴは死んだサンゴだそうだ。いずれ風化し、崩れ落ちるそうだ。
まるで、紫陽花を思わすようなサンゴ。こういった色がついてるサンゴは生きてるとのことだ。 |
他の観光業者と思われるグラスボートが、同じようにサンゴ見物をしてるようだ。 |
内離島。煙突のような人工物が見える。この島でも、過酷な炭鉱労働が行われていたようだ。また、この辺りのサンゴも素晴らしいが、その多くは今年の夏の海水温上昇で死滅したらしい。 |
サンゴ見物を終えると、白浜港に向かった。
白浜港に着くと、後は上原港に戻るだけだが、車の窓から外離島が見えた。 |
上原港。 |
午後16:40発の船で石垣港に戻る予定だったのだが、観光業者のガイドさんから20分程前から並んだ方がよいと言われたので、そうしたが、その意味が分かった。つまり、船は16:30分頃、定員一杯になった為か、出発時間の10分前というのに、出航したのだ。これには驚いた。 |