二日目

当初の計画では、羽黒山方面に行く予定だったのだが、今日は天気が良さそうなので、急遽予定を変更し、蔵王方面に行くことにした。

ホテルの窓からは青空が見えていた位だったが、蔵王温泉に近付くにつれて、ガスが掛かり始めた。しかし、このまま走り続けた。

やがて、昨日Uターンした場所まで来たが、ガスは多少は掛かっているとはいえ、昨日とは違って、車の走行には問題なかった。それで、このまま蔵王エコーラインを進むことにした。


ここから左折すれば、蔵王坊平高原だ。この頃には青空が見えて来た。



やがて、お釜ゆきのリフト乗場が左側に見えたので、早速乗ってみることにした。蔵王苅田リフトの乗車券は往復750円だ。



正に青空の下、リフトの乗り心地はとても良い。

リフトから降りると、早速お釜向かって歩き始めたのだが、お釜とは、何処にあるのか? 係員に訊いてみたところ、この辺りがお釜だそうだ。もっとも、写真撮影ポイントは、歩いて5分位だそうなので、早速行ってみることにした。


この辺りは、蔵王国定公園に指定されている。




ここの道路標識のところを左側に進む。そして、少し、歩き、右側に火口湖がある。




この火口湖は、約800年前の噴火によって生まれたとのことだ。緑色の水がとても綺麗だ。。

この柵を乗り越えて写真撮影してる人がいたが、油断は禁物だろう。


お釜見物を終えると、すぐにリフトに戻った。


蔵王苅田リフトを後にすると、蔵王エコーラインを走り、遠刈田温泉近くにある蔵王こけし館に向かった。蔵王エコーラインはカーブの多いなかなか気を使う道で、11月初旬から翌年の四月下旬までは冬季閉鎖されるとのことだ。


やがて、蔵王こけし館(料金300円)に着いた。全国の伝統こけしと木地玩具5500点を展示してるとのことだ。こけし工人の実演も見れた。ここでこけしの土産を買った。


こけし館を後にすると、蔵王中央ロープウェイ乗場に向かった。ところが、途中道を間違えてしまい、上山温泉郷まで行ってしまった。正に大回りしてしまったが、カーブが少なく、こちらの方が運転は楽だろう。

蔵王エコーラインは往きとは違って、ガスが掛かり始めた。正に山の天気は変わり易いというものだ。


苅田リフト乗場周辺もガスに包まれていた。僕が乗った時は青空一杯だった。二時間もしない内にこの有様だ。正に僕は運が良かった。このガスの中でもリフトに向かうかなりのお客さんがいた。このガスでは気の毒としかいいようがない。


やがて、蔵王中央ロープウェイ乗場に着いたので、早速乗ってみることにした(往復1300円)。



101人乗りの大型ゴンドラで鳥兜山まで約7分だ。因みにお客さんは、僕一人だった。
ロープウェイから降りると、近くにリフト(中央第一リフト)が見えたので、早速乗ってみた(往復500円)。



このペアリフト、休むことなく動いてるのだが、見渡す限り、お客さんは僕一人だ。

中央第一リフトを降りると、近くにあるドッコ沼に向かった。


ドッコ沼はなかなか綺麗な沼だが、眼前に車道があることが、風情を削がれるというものだ。


ドッコ沼前にあるロッジ蔵王ドッコ沼。人は見られなかった。

 ドッコ沼の近くに細沼という小さな沼があるのだが、車道を上っていかなければならず、行く気にならなかった。

ドッコ沼近くにあるSANGOROという宿泊施設。


中央第一リフトを利用したものの、早々と戻ることにした。


中央第一リフトを後にすると、車道を通り、片貝沼に向かった20分程で着きそうだ。
車道ではなく散策路でも行けるのだが、クマが怖くて、車道で行くことにした。今のところ、クマによる事故はないらしいが、油断は禁物だ。


蔵王は正に広大なスキー場だ。至る所に、広大なゲレンデがある。


やがて、愛の鐘についてしまた。ここまで来ると、行き過ぎとなってしまう。


この標識に従って片貝沼に向かった。この標識は車道上にはない。片貝沼はこの標識からすぐだ。


やがて、片貝沼に着いた。しかし、展望台らしきものは見当たらず、林越しで見るしかない。しかし、林が邪魔となり、よく見えなかった。


片貝沼を後にすると、蔵王中央ロープウェイ乗場に戻るだけだ。
ロープウェイに乗る前に近くにある鳥兜山展望台に行った。


鳥兜山頂には、開運の鐘という鐘がある。この鐘を鳴らせば、未来は開かれるとされるので、鳴らしてみたが、果たして効果はあるのかな。


鳥兜山頂を後にすると、ロープウェイで蔵王温泉に戻った。

ロープウェイに乗らなくても、鳥兜山頂方面に車で行けるらしいが、道が細てくすすめられないそうだ。


蔵王温泉。コンビニもあった。


蔵王温泉を後にすると、後は山形駅に戻るだけ。

山形はのどかな土地だ。


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