一日目


羽田(08:00)発JAL0551便で旭川空港に向かう(09:35)着。
羽田空港を離陸した頃は、曇り空で、高度を上げると、すぐにガスが掛かり、何も見えなくなった。
しかし、時間が経つにつれて、視界がよくなり、青空が見えるようになった。
その結果、十和田湖だけでなく、北海道に入っても、倶多楽もはっきりと見え、更に旭川に近付くにつれて、大雪の山並みがとても綺麗だった。本来なら、その綺麗な景色を写真に撮っておくべきだったのだが、しかし、隣に座っている人などの人眼が気になり、写真に撮ることは出来なかった(残念)。
さて、レンタカーはタイムズレンタカーであり、空港からの送迎バスも僕一人であったということもあり、早々と手続きを終えることが出来、今日の訪問地である雄冬海岸に向かって出発した。しかし、その前に、まず日本一のひまわり畑があるという北竜のひまわりの里にカーナビをセットした(もっとも、実際にセットしたのは、その近くにあるサンフラワー北竜という道の駅であったが)。
北竜への行き方は、一旦、旭川市内に入っては、国道12号線で深川市まで行き、その後、右折しては深川国道で北竜を目指すルートだ。
国道12号線は結構車の通行量は多かったが、深川国道に入ると、一気に車の通行量は激減した。
しかし、速度の遅い大型車の後ろになることもあり、苛々することも度々あった。

道はがらがらなのに、こういった大型車の後ろになると、スピードを出せない。車の運転をする傍ら、写真を撮る余裕が出来る程だ。


やがて、フラワーランド北竜に着いた。
天気はとてもよかったが、当たり前のことだが、ひまわりはまだ見られなかった。


ここで昼食を食べた。黒千石かけうどんだったと思うが、美味しかった。
更に、売店で天然酵母パン(いちごジャム)を買って食べたが、これもなかなか美味しかった。

フラワーランド北竜を後にすると、留萌市に向かった。留萌という名前は、今回の旅行で初めて知った。
深川国道に沿うようにして、深川留萌自動車道という高速道路があり、しかも、無料区間とかいうような表示が出ていたので、一度は入ろうとしたのだが、何だかややこしくて、すぐに引き返した。その結果、国道で一度追い抜いた大型車に先を行かれてしまい、少し時間をロスしてしまった。
やがて、留萌市に入ったようだ。この辺りでは大きな市だろう。
留萌では、まずJR留萌駅に行ってみた。

なかなか大きな駅舎だが、人気は殆どなかった。

留萌駅を後にすると、この辺りの見所である黄金崎に行ってみることにした。黄金崎は留萌駅からすぐ近くだ。


黄金崎はこの辺の見所というだけあり、売店もあり、また、ある程度の観光客も見られた。
しかし、海は特に綺麗ではない。しかし、暑寒別の山並みは美しい。
黄金崎以外としては、この辺りに海のふるさと館という観光施設があるが、時間の関係上、行かないことにした。
黄金崎を後にすると、雄冬海岸沿いの道(増毛国道)を走ることにした。

最初は美しい暑寒別の山並みを見ることが出来る。


やがて、増毛町に入ったので、JR増毛駅に行ってみることにした。

JR増毛駅は随分と小さな駅だ。しかし、旧幸福駅とは違って、現役の駅である。


IR増毛駅を後にすると、雄冬海岸沿いに車を走らせ、浜益橋を通り過ぎた辺りにある交差点を左折し、451号線で滝川市に向かうつもりだ。
その途中、雄冬岬展望台という展望台があるので、行ってみようと思っていたのだが、展望台に行く道が細い道だった為なのか、あっさりと通り過ぎてしまった。また、雄冬海岸は見所の一つとなってるのだが、景色はごく平凡なものだ。その為か、増毛国道はすきすきだ。辺りに人口が少ないということと、また、訪れる観光客も少ないのだろう。このような道でスピード違反取締を行っていれば、誰もが引っ掛かることであろう。また、トンネル内での工事中が度々あり、トンネル内でかなりの距離を一方通行で走らなければならなかったのだが、車の通行量が少ないということもあり、片側通行の信号待ちは一度も経験しなかった。

やがて、浜益橋が近付いたようなので、この辺りで休憩してみることにした。この辺りの海岸は、海水浴場にもなってるようだ。

やがて、451号線へと左折し、滝川市に向かって車を走らせたのだが、この道は増毛国道以上に車の通行量が少ない道だ。一時間程走っても、擦れ違った車は10台もなかったのではないかと思える位だ。また、前後を走ってる車など、まるでないという状況だ。

451号を走ってる途中、富士山のような形をした山が見えた。死火山なのか? それとも、ただの山なのか? それとも、ピラミッドか?


やがて、滝川市に入ったようだ。この辺りで徐々に車も目に出来るようになった。

時間があれば、滝川市を通り過ぎ、富良野の方に行こうと思っていたのだが、時間の関係上、それは無理となった。
それで、滝川市で国道12号線に入り、旭川に向かった。
そして、旭川の街中に入ったのは、午後5時頃であった。

旭川市内


旭川市内は帯広市内とは違って、分かり易い。しかし、ワシントンホテル旭川の駐車場に行くにはどうすればよいか分からない。カーナビにはワシントンホテル旭川の駐車場に設定出来ていたのだが…。それで、ワシントンホテル旭川近くにあるエスタ駐車場に車を停めることにした。しかし、車はびっしりと停まっていて、空きがあるかと思ったのだが、あっさりと空きは見付かった。

旭川駅


旭川駅前にあるワシントンホテル。中国方面からの団体客で賑わっていた。
部屋の中はこんな具合でごく普通のホテルだが、4階で窓の前にビルがあり、見晴らしはとても悪かった。しかし、朝食は美味しかった。


チェックインを終えると、早速、歩行者天国になってる駅前からの道を歩いてみることにした。旭川に来るのは二度目で以前もこの道を歩いた記憶がある。旭川に来て、コンビニの弁当で夕食を済ますのも馬鹿らしいとも思ったので、手頃な店はないかと探してみたのだが、なかなか見付からない。そこで、やむを得ず、ラーメンを食べることになってしまった。旭川ラーメンは有名なので、一度食べてみようと思ったこともあるのだが。しかし、注文したみそラーメンはとても量が多く、また、油っこく、僕の口には合わない。それで、申し訳ないと思ったのだが、残してしまった。また、嫌々食べたということもあり、ホテルに戻ってからお腹が痛くなってしまい、下痢となってしまった。


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