三日目

ゆいレールの赤嶺駅から撮ったホテルグランビュー沖縄

ホテルグランビュー沖縄は朝食が午前六時からなので、それがありがたい。勿論、朝食は午前六時に食べたが、午前七時五分頃チェックアウトし、空港に向かった。というのは、午前八時十五分発の久米島行きの飛行機に乗る為だ。
しかし、結果として早く着き過ぎてしまった。赤嶺駅の次が那覇空港なのだから、七時半頃チェックアウトでも間に合ったのだ。つまり、空港で四十五分程待ってしまったのだ。まあ、どんなトラブルが発生するかもしれないので、早目に行動する方がよいのだが。

那覇空港（８：１５発）ＲＡＣ８７３便で久米島空港に向かう（８；５０着）

久米島に向かうＲＡＣ８７３便

久米島空港

久米島を訪れるのは、今回が初めてであった。久米島といえば、海が取柄の島だが、生憎今日は曇り時々雨だ。こればかりはどうにもならない。
久米島空港に着くと、空港内でレンタカーの手続きを済ませた。レンタカーはオリックスレンタカーで、事前にネットで予約しておいた。空港内の駐車場にレンタカーが停めてあり、それで、すぐ近くにあるレンタカーの営業所まで行っては、車の傷の説明等を受けた。
営業所を後にすると時計周りに車を進めようとした。久米島は時計周りに車を走らせるのが、景色がよいらしい。
ところが、色んな道があり、どの道を走ればよいのか、なかなか分かりにくい。
しかし。やがて、ミーフガーという岸壁に着くことが出来た。
しかし、その前に具志川城跡に着いた。だが、具志川城跡は工事中で、階段を上ることが出来なかった。

具志川城跡を後にすると、ミーフガーはすぐだ。

ミーフガー。女性が拝むと、子宝に恵まれるといわれてるらしい

ミーフガーを後にすると、２４２号線に戻り、比屋定バンタに向かって車を走らせていると、太陽石という標識があったので、左折した。すると、太陽石はすぐだ。

太陽石近くに手頃な駐車場はない。それ故、狭い道路に車を停めるしかなかった。別の車が来れば、車を移動させるしかないので、ゆっくりと見てる暇はなかった。

太陽石を後にすると、次は比屋定バンタだ。比屋定バンタは、粟国島、慶良間諸島などを見ることが出来る景勝地だ。

ところが、曇天の為か、特に島らしいものは眼にすることは出来なかった。また、海の色も特に綺麗ではない。これも、天候の所為なのか？
比屋定バンタを後にし、しばらく２４２号線を進むと、やがて、下り坂となった。すると、見晴らしの良い場所に差し掛かった。

やがて、下り坂を過ぎると、集落に入った。それで、海沿いに車を走らせようとした。

奥武島近くの港

新奥武橋

新奥武橋を渡ると、畳石はすぐだ。大きな駐車場がある。時折、小雨がぱらつく中を傘を手に早速畳石とやらを眼にしてみることにした。すると、畳石はさほど見ることは出来なかったが、この辺りは有名だけあって、流石に綺麗だ。快晴なら、もっと綺麗だろう。

畳石を後にすると、次はイーフビーチだ。イーフビーチ周辺にはホテルとか商店もある久米島の代表的な観光地だ。ところが、カーナビをイーフビーチに設定したにもかかわらず、行くことが出来ない。そこで、ココストアの駐車場に車を停め、イーフビーチを探したのだが、すぐに分かった。大きな駐車場もある。それで、その駐車場に車を移動させた。イーフビーチは、畳石周辺の海と同様、とても綺麗だ。だが、曇天なのが残念だ。
そんなイーフビーチであったが、今、僕以外には誰もいなかった。

イーフビーチを後にすると、海沿いの道を走り、島尻崎に向かった。

島尻崎に向かう道

やがて、鳥の口という所に着いた。ここに車を停め、少し歩いてみることにした。

やがて、このような場所に着いた。この階段を上ると、展望台（？）のようなものがあると思うのだが、進入禁止になっていたので、ここで引き返した。

鳥の口を後にし、空港方面に行く為にアーラ林道を走ろうとしたのだが、とても細い道のようだったので、元来た道を引き返し、イーフビーチ方面に戻っては、空港方面への道を進んだ。すると、やがて、久米島の繁華街に入った。この西部地区が久米島では一番賑やかのようだ。この辺りで給油するガソリンスタンドがあるそうだが、それはすぐに分かった。
まだ、車を返却するのは早いので、今度は久米島にあるダム方面に行ってみることにした。ダムは山の中にある。
信号を左折して、山の方に車を走らせていたのだが、何とこういった山の方に民家がかなりあることが分かった。恐らく津波対策ではないのかと思う。
そして、ダムがあると思われる辺りをしばらく行ったり来たりしていたのだが、ダムの傍らには行くことは出来ず、やがて、だるま山園地という所に着いてしまった。更に、この先を進むと自衛隊の基地となり、行き止まりらしい。

だるま山園地

だるま山園地からの道を下っていくと、やがて、海に出るが、まだ時間があるので、宇江城に行ってみることにした。、地図を見ると、だるま山園地の方から行けそうなのだが、自衛隊の基地がある為に行けなかった。それで、比屋定バンタ方面から行くしかない。
それで、一旦空港に向かう道に戻り、程なく右折しては、比屋定バンタへ向かう道に入った。
そして、しばらく車を走らせていると、やがて、比屋定バンタに着いた。ここの土産物店で紅芋を買った。そのついでに宇江城跡への行き方を訊いたところ、すぐ先を右折すればよいという。標識も出てるそうだ。
それで、早速宇江城跡に行ってみることにした。そして、右折する道はすぐに分かった。
宇江城跡は、比屋定バンタ沿いの道、つまり２４２号線からも見えるが、昔の人はあんなに高い所に城を作ったものだと感心してしまう。

こういった道をしばらく進むと、やがて、宇江城跡に着く。向こうの高い所に見えているのが、宇江城跡だ。

やがて、宇江城跡の駐車場に着いた。一台の車も停まっていない。つまり、今、誰もいないというわけだ。
そして、この駐車場で先程買った紅芋を食べた。とても美味しい。

駐車場から見た宇江城跡。階段を少し上らなければならない。

やがて、頂上に着いた。とにかく、眺めがよい。比屋定バンタより高い位置にあるのだから、こちらの方の眺めがよいに決まっている。標高約３１０メートルの宇江城岳の山頂に築かれ、沖縄県内のグスクで最高所に位置する山城だそうだ。久米島に来れば、是非訪れてみたい場所だ。

向こうに島が見える。ただ、天気が悪いのは残念だ。

,242号線を右折し、しばらく下り坂を進むと、やがて海岸に出る。そこの潮溜まりが熱帯魚の家だ。

この潮溜まりが熱帯魚の家なのだが、熱帯魚は特に見ることは出来なかった。もっと時間を掛ければ、見れたかもしれないが…。

熱帯魚の家を後にすると、次はタチジャミだ。「立面」の意味で、高さ４０メートルの屏風のような岩だそうだ。町指定の天然記念物になっている。熱帯魚の家の近いところにある。しかし、一旦２４２号線に戻らなければならない。

タチジャミの駐車場まで行ったのだが…。

しかし、駐車場からこのような階段を約２５０段も降りなければならない。これは、大変だ。それで、３０段程降りた後、引き返した。

タチジャミの駐車場を後にすると、今度こそ空港だ。しかし、その前にガソリンスタンドで給油をした。ガソリンスタンドの場所は確認してあるので、慌てる必要はない。そして、余裕を持って空港近くのオリックスレンタカーに着くことが出来た。そして、車をチェックしてもらった後、この車で空港の駐車場にキーを付けた状態で返却する。これは宮古島の場合と同じであった。
空港に着くと、空港内にある食堂で久米島そばを食べた。沖縄そばと同じような味だが、僕の口にはあまり合わない。やはり、信州そばの方が口に合う。

（１６：１０発）のＲＡＣ８８０便。那覇空港到着は、（１６：４５）。

飛行機の窓から見た久米島。天気が良ければ、もっと綺麗だと思う。

那覇空港（１８：４０）発ＪＡＬ９２２で羽田に向かう（２０：５０）着。