一日目
羽田(07:30)発JAL0503便で千歳空港に向かう(9:00)着
レンタカーはマツダレンタカーだったのだが、レンタカー店は空港からなかなか遠い。こんなに空港から離れた所にあるレンタカー店は初めてだ。
レンタカーはデミオだったが、千歳空港店を後にすると、早速支笏湖に向かった。三十分程で着くらしい。支笏湖は初めて北海道を訪れた時に、千歳空港から路線バスで行ったことがあるのだが、その時以来だ。支笏湖へ向かう支笏湖スカイロードは観光地らしいなかなか感じのよい道だ。
やがて、支笏湖に着いたが、観光船に乗る前に、まずオコタンぺ湖に行くことにした。
オコタンぺ湖という名前は、笹沢佐保の「悪魔の湖畔」とかいう小説に出てきた記憶があるので、覚えていた。一度行ってみたいと思っていたが、展望台からしか見ることが出来ない。もっとも、冬の季節は湖岸までスノーシューなんかを履いて行けるみたいだが…。
オコタンぺ湖の次は支笏湖沿いにある丸駒温泉だ。
丸駒温泉を後にすると、支笏湖観光船乗り場に向かった。
観光船乗り場に着くと、早速水中観光船に乗ってみる。水中観光船は窓の位置が水深2メートルのところにある為に、水中の様子が眼に出来る。
このように、船の中から水中の風景が眼に出来る。以前の遊覧船にはこれがなかった。しかし、これだけ魚が集まってくるということは、餌を撒いてるのだろうか? |
支笏湖を後にすると、次は倶多楽湖だ。
しかし、ここでミスをしてしまった。支笏湖から倶多楽湖へは、453号線を洞爺湖に向かって進み、オロフレ峠への道を左折すればよいのだが、何とルスツリゾートに行ってしまったのだ。カーナビは明らかに道間違いを警告していたのだが、無視したのが失敗だった。カーナビは絶対ではないので、無視していたのだが、カーナビの方が正しいことも当たり前だがあるのだ。
ルスツリゾートまで行ってしまった為に、洞爺湖東畔を通り、オロフレ峠への道に入るという随分と時間をロスしてしまったので、登別温泉での時間を減らさざるを得なくなってしまった。
洞爺湖東湖畔で景色のいい場所があった |
やがて、オロフレ峠への道に入り、倶多楽湖に向かって車を走らせたのだが、この道は五時から夜間は通行止めになるようだ。そう思うと、速度を上げざるを得なかった。この道は山の中の道だ。
登別温泉に分岐する道を通り過ぎ、倶多楽湖目指したのだが、何故かこの辺りで道に迷ってしまった。それで、少なからず時間をロスしてしまった。何故倶多楽湖に行こうと思ったかというと、以前登別温泉のクマ牧場に行った時に、倶多楽湖展望台から見た倶多楽湖の印象がよかったからだ。
やがて、林越しに倶多楽湖が見えてきた |
やがて、倶多楽湖に着いた。
湖畔にある売店は廃業したようだ。観光客の姿はまるで見られない。乗る人のいないボートが寂しげに小波に揺られていた |
倶多楽湖 |
登別温泉い近付くに連れて、硫黄の臭いが鼻をつく |
やがて、登別温泉に着いた。
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駐車場に車を停め、地獄谷見物に行った。しかし、時間がない為に、遊歩道は歩けなかった。
何処の観光地に行っても思うのだが、韓国とか台湾方面からの観光客がとても多い。ここでも、韓国からの団体さんたちで賑わっていた。いいお客さんだと思うのだが…。
これから洞爺湖まで戻らなければならないので、地獄谷で少し時間を過ごした後、早々と登別温泉を後にした。僕は今まで定期観光バスで二度登別温泉を訪れている。
暗くなるまでに洞爺湖に着かなければならないので、速度を上げた。無論、渋滞は全くない。といえども走り易い道だ。そして、何とか暗くなるまでに洞爺湖に着くことが出来た。それで、昭和新山に行ってみることにした。
昭和新山 |
有珠山ロープウェイ。定期観光バスで来た時に一度乗ったことがある |
昭和新山を後にすると、宿泊先の洞爺サンパレスは近い。しかし、まだ陽が暮れてないので、洞爺湖畔に行ってみることにする。
洞爺湖畔には豪華なホテルが並んでいる |
やがて、洞爺サンパレスにチェックインした。
洞爺サンパレスのロビー |
部屋の中から洞爺湖を望む。羊蹄山が幻想的だ。 |
部屋はこんな具合だったが、夕食も朝食もこの部屋で食べた。料理もとても美味しかった |
夜になると、花火見物を愉しめた。花火を打ち上げる船が洞爺湖畔に建ち並ぶそれぞれのホテルの前まで移動する。つまり、眼前で花火が見れるというわけだ。予め、何時何分頃洞爺サンパレスの前に船が来るのか、客室係から事前に説明があった |
後はお風呂だが、ここのホテルのお風呂はとても大きい。また、部屋からお風呂に移動するのが大変だったと思わせる程、洞爺サンパレスは大きなホテルだった。