二日目

今日はニセコから雷電海岸にまで行き、しばらく日本海側を走っては、再びニセコに戻り、倶知安に行っては、洞爺湖に戻る予定だ。幸にも天気に恵まれ、快適なドライブを行えそうだ。
ホテルを八時半頃後にし、洞爺湖畔の道を辺りの風景を見物しながら、ゆっくりと走っていたのだが、すると、後ろの観光バスから、クラクションを鳴らされた。それで、観光バスに道を譲った。
この辺りに新たに出来た噴火口があるようなので、脇道に曲がってみた。すると、景色のよい所があった。

樹幹越しに洞爺湖が美しい


お目当ての新たな噴火口には行くことは出来ず、洞爺国道に戻った。そして、しばらく走ると、サイロ展望台という展望台があった。

僕が着いた後に、すぐ、観光バスが到着し、観光バスから、次から次へと観光客が降りて来た。

サイロ展望台から洞爺湖を望む

洞爺湖の反対側は、こういった風景が続いている


羊蹄山が青空の下に綺麗だ

サイロ展望台を後にすると、次はルスツリゾートだ。といっても、ルスツリゾートで何かをするわけではない。ただ、行ってみるだけだ。ルスツリゾートには、大きな遊園地とホテルがある。更に、スキー場もだ。

ルスツリゾートのホテル

ルスツリゾートを後にすると、ニセコに向かって車を進める。すると、青空の下にニセコの山並みが幻想的だ。更に、ニセコの山を通り越し、日本海に出る予定だ。
ニセコで最初に休憩したのは、有島記念館だ。もっとも、僕は有島武雄の小説は読んだことはない。元々、私小説っぽい日本の小説は好きではない。


有島記念館を後にすると、少し寄り道してみることにした。それは、ニセコひらふスキー場とか、ニセコ東山スキー場だ。そこに行くには、ニセコパノラマラインから外れて、往復10キロ程走らなければならないようだ。

プリンスホテルだと思う


ニセコひらふスキー場なのか、ニセコ東山スキー場なのか、どちらなのか分からない(忘れてしまった)


ニセコひらふ(?)は、こういった所


さて、ニセコひらふを後にすると、次はニセコパノラマラインを通って神仙沼だ。

ニセコパノラマラインは、このような道だ


五月の終わりといえども、ニセコパノラマライン沿いには、まだまだ残雪が見られる


更にニセコパノラマラインを走り続けると、やがて、神仙沼入口に着く。神仙沼へは駐車場に車を停めては、往復3、4十分程、歩かなければならない。レストハウスでクマは出ないかと訊いてみたが、大丈夫と言われた。実際、歩いてみると、観光客が多く、これではクマの方が逃げて行くだろう。

神仙沼入口


神仙沼へ向かう道は、まだまだ雪が残っていて、雪の上を歩かなければならなかった


やがて、神仙沼に着いた。



神仙沼を後にすると、ニセコパノラマラインを岩内に向かった。すると、忽ちガスが出て来て、視界が悪くなった。今まで雲一つない位の快晴だったのに…。正に、山の天気は変わり易いものだ。
やがて、岩内に着き、雷電国道に入った。

雷電海岸から日本海を見る


やがて、右手に道の駅が見え、休憩した。そして、そのすぐ先を左折し、JRこんぶ駅に向かって車を走らせる。



JRこんぶ駅近くで左折し、やがて、ニセコパノラマラインに再び入った。そして、湯本温泉の先で右折し、倶知安に向かった。その道はニセコパノラマラインと比較し、かなり細い道で、擦れ違う車は滅多になかった。途中、スキー場もあった。



ニセコパノラマラインから倶知安に向かう道(58号線




やがて、倶知安に入った。この辺で見所といえば、半月湖なので、早速行ってみることにした。そして、駐車場にまで来たのだが、半月湖までは山の中を少し歩かなければならないようだ。何しろ、一人だったし、また、クマが出るかもしれないので(羊蹄山でも、クマが出るそうだ)、行くのをやめた。しかし、ここからの羊蹄山登山道(倶知安コース)の登山口まで行ってみたところ、今、若い人が一人で羊蹄山登山を行っていた(登山カードにそれが記されていた)。大したものだ。
登山口を後にすると、後はホテルに戻るだけだ。
やがて、230号線に入り、洞爺湖畔に来ると、東湖畔を通り、やがて、ホテルに着いた。今日も天気に恵まれた。




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