三日目
今日は青海島に行き、次に秋吉台サファリランドに行き、山口宇部空港に戻る予定だ。
青海島に行くにあたって、カーナビを美祢線のおふく駅に設定した。というのも、東京第一ホテルから日本海沿いの191号に入るのに、神経を使う交差点があったりして、嫌だったからだ。
そして、その僕の思いは正しかった。瀬戸内海沿いの9号方面から行った方が、遥かに楽だったからだ。
ところが、おふく駅は通り過ぎてしまったので、駅の近くにあった道の駅おふくで休憩した。しかし、道の駅おふくは今日は定休日だったようだ。もっとも、トイレは利用出来たが。 |
青海島に入る少し手前に、金子みすゞ記念館というのがあったので、行ってみることにした(入館料350円)。
金子みすゞという名前は、今回の旅行前には知らなかった。しかし、この辺りでは、かなり有名のようだ。奄美大島の田中一村のような存在なのだろうか。因みに、金子みすゞは童謡詩人で、26歳で亡くなったそうだ。 |
金子みすゞ記念館前の通り。 |
金子みすゞ記念館を後にすると、青海大島を渡り、くじら資料館に向かった。
やがて、くじら資料館に着いた(入館料200円)。昔はこの辺りでもくじらが獲れたが、今は禁止されてるそうだ。
青海島は北長門海岸国定公園に指定されているが、さほど綺麗な景色は眼に出来なかった。
青海大橋を渡り、秋吉台サファリランドに向かった。青海島から秋芳台サファリランドへは、走り易い楽な道だった。 |
やがて、秋吉台サファリランドに着いた。
料金ゲートの前に来た。入園料は2400円だが、タブレットガイド(600円)を必ず借りなければならない。その為、入園料は3000円だ。所要時間は約35分位とのことだ。 |
動物が放し飼いにされてるサファリランドに来るのは、那須サファリパークに行って以来、30年振り位だ。 |
ラクダが大きいのにはびっくりした。 |
危険動物のエリアはゲートで区切られ、ゲートの前に来ると、ゲートが開く。 |
アメリカクロクマは大人しい性格で、怖さはない。可愛い位だ。
クロクマの次のエリアは、チーターだが、チーターは何処に行ったのか、見ることは出来なかった。
チーターの次はライオンだ。
ライオンはとても眠たそうだ。僕が視線を向けると、少し首を動かしたが、関心はなさそうだ。 |
金網から外に出れないライオンもいたが、何故こうなのかは僕では分からない。
子供ライオンはとても可愛い。
ライオンの次はトラだ。 |
岩の上に乗っているトラを見ていたら、パトロールの車が近付いて来た。
檻の中で飼われているトラもいた。正に檻の中で、忙しそうに動き回っていた。
トラでサファリゾーンは終わり。ここまで来るのに、凡そ40分位掛かった。
後は動物ふれあい広場で大人しい動物の見物。しかし、ホワイトライオンも檻の中で飼われていた。こんな狭い檻の中に閉じ込められ、苛々して来ないのかな。
ホワイトライオンの横は、ホワイトタイガーだ。
秋吉台サファリランドは、のどかな自然の中にある。 |
動物ふれあい広場で、サファリランドは終わり。それで、出口に向かったのだが、何とここのサファリランドは再入場が可能なのだ。それで、時間的に余裕があった為に、一旦出口から園外に出た後、再び入口ゲートに戻り、再入場した。しかし、二回目はタブレットは必需品ではなくなり、借りなくてもよかった。しかし、100円出せば借りれるそうだが、僕は借りなかった。
一回目に見ることが出来なかったチーターを見ることが出来た。 |
ライオンを間近で見ると、やはり、怖さはある。 |
ライオンは、犬や猫と同様、人間に懐くというものだ。野性のエルザを見れば、分かることだ。また、ユーチューブで、人間が大人のライオンの頭を撫でたりしてる様子も視聴出来る。 |
サファリゾーンでは、窓を開けるのは、厳禁だ。事故になっても、サファリランドは責任を持たない。こういったサファリランドは飼育員がトラなどに噛まれて死亡した事故が発生している。また、客も車から外に出た為にトラに襲われたりして、死亡事故になったりしている。野生動物を甘く見ては駄目だ。 |
サファリゾーンのゲートを出て、少し坂道を降りると、キリンを見ることが出来る。アフリカのサバンナでは、ライオンはキリンをも襲う。
もう一度、ホワイトタイガーを眼にしたが、咆哮した。その怖さは誰もが実感するだろう。檻の中にいても、とても怖い。早々とその場を立ち去った。 |
ホワイトタイガーを最後に、出口から園外に出た。
しかし、レストハウスで少し休憩した。ここで、ソフトクリームを食べた。 |
秋吉台サファリパークを後にすると、山口宇部空港近くにある、ときわ公園に向かった。その途中、再び秋芳台カルストロードを走ることにした。しかし、曇天の為、見晴らしは今一つだった。
やがて、ときわ公園に着いた。カーナビをときわ公園内にある石炭記念館に設定した為に、石炭記念館近くに来ることが出来た。しかし、どうやって石炭記念館に行けるのか分からない。それで、かなり大回りしてしまった。駐車場から、道路の下をくぐり、行けることを知らなかったのだ。 |
ときわ公園はとても広い。びっくりする位だ。
やっと、石炭記念館の前に着いた。早速展望台に上がってみることにした。入館料が無料なのは嬉しい。 |
展望台からの景色はとてもよかった。来てよかった。
ときわ公園を後にすると、近くにある山口宇部空港に戻るだけだ。しかし、その前に給油を済ませた。
無事に山口宇部空港に戻れたものの、飛行機の出発時間は三時間後だ。それで、空港内のレストランで簡単な食事を終え。後は送迎デッキで、時間を潰すことにした。
しかし、送迎デッキに入るのは、100円必要だ。このような経験、初めてだ。有料の割には、ベンチが少ない。 |
山口宇部空港(19:15)発JAL0296便で羽田に向かう(20:40)着。