三日目
今日は安栄観光の観光コースで波照間島、西表島、由布島を訪れる予定だ。事前に予約してあるので、安心だ。
前回、八重山諸島を訪れた時は、まだ波照間島を巡る観光コースはなかったと記憶している。それ故、今回は、波照間島を巡る観光コースを利用することにした。もっとも、波照間島は何もない島だという。しかし、一度は訪れてもよいだろう。
八時半発の波照間島行きの船に乗船したが、何と船は定員一杯の混雑ぶり。これでは、この船に乗船出来なかった人もいるのではないのか。そう思わせる位だった。また、波照間島への船はよく揺れると聞いたことがあったが、今日は快晴で波も穏やかだった為か、船の揺れは気にする必要はなかった。そして、凡そ一時間で波照間島に着くと、早速マイクロバスで波照間島巡りだ。
そして、不思議なことに、この観光コースで波照間島観光を行うのは、何と僕一人だけ。あの船の混みようからすれば、嘘のようだった。しかし、僕は一人の方がよい。
運転手兼ガイド兼社長の運転手さんは、早速色々とガイドしてくれるが、波照間島のことを何も知らない僕は、ガイドさんの話を思い出すことは出来ない。しかし、波照間島でサトウキビを作る為に畑を開墾したというようなことを言っていたような気がする。
それはともかく、やがて、波照間空港の横を通り過ぎた。しかし、今はこの空港は使用されていない。伊江島の空港と同じだ。
そして、やがて、バスは停まり、車外に出た。高那崎だ。
ガイドさんは、辺りに生えている草を食べてくれた。薬草だという。
次に向かったのは、日本最南端の碑がある場所だ。この碑は、観光ガイドによく出てる。
この近くに、岩の裂け目から海が見えるとても景色がよく、また、危険な場所があった。ガイドさんは岩の裂け目に近付いてガイドしてくれるが、危なくないのだろうか。
次に向かった場所は商店とか郵便局がある集落だ。ここで、しばらく辺りを散策することになった。
ガイドさんは、しきりに商店で土産を買うように勧めるが、荷物が増えてしまう為に、僕はあまり乗り気ではなかった
。しかし、郵便局で波照間島のスタンプが押してあるはがきは買った(僅か二枚だが)。
そして、この時点でやっと昼食となった。昼食場所は、みのる荘という旅館(民宿かもしれない)。メニューは、ゴーヤーチャンプルーだ。
昼食の後は、最後の訪問先であるニシ浜ビーチだ。波照間ブルーというのは、このビーチの海の色だ。
やがて、ニシ浜ビーチに着いた。確かに、綺麗なビーチだ。
見ての通り、このニシ浜ビーチはとても綺麗なのだが、問題を抱えている。というのは、このニシ浜ビーチを見下ろすかのように、何と製糖工場があるのだ。このことは、ネットでも随分と批判されている。つまり、波照間島に製糖工場があってもいいのだが、何もニシ浜ビーチに面した場所である必要があるのかという具合だ。正に、風光明媚なニシ浜
ビーチの景観に水を差しているのは間違いないだろう。
後は、ニシ浜ビーチから波照間港に戻るだけだ。波照間港は、ニシ浜のすぐ近くだ。
波照間港 |
波照間島の次は西表島だ。しかし、波照間島からの乗船客の多くは、西表島で下船しなかった。
西表島では、仲間川遊覧ボートと由布島観光だ。いずれも、前回の八重山諸島旅行時に訪れているが、もう一度訪れるのも悪くないだろう。
樹齢400年と言われるサキシマスオウノキのポイントで仲間川遊覧ボートは.Uターン。
次は由布島だ。
水牛車での由布島行きは、お馴染みの光景だが、本来ある筈の海が干潮の為かどうか知らないが見られず、西表島と由布島が陸続きになっていた。由布島での時間は30分だ。
由布島観光を終え、マイクロバスで大原港に戻り、船で石垣島に戻った。予定通りの時間に戻れた。
後は辺りの料理店で夕食を食べ、ベッセルホテルに戻った。