東北旅行(盛岡 八幡平 宮古 釜石)
一日目 盛岡ー松川地熱館ー八幡平樹海ラインー見返峠ー八幡平アスピーテラインー盛岡グランドホテルアネックス(泊)
二日目 盛岡グランドホテルアネックスー龍泉洞ー宮古(浄土ヶ浜)−釜石(釜石大観音)−盛岡グランドホテルアネックス(泊)
三日目 盛岡グランドホテルアネックスー花巻温泉ー錦秋湖ー雫石プリンスホテルー網張ビジターセンターー八幡平リゾートパノラマスキー場ー盛岡
盛岡を訪れるのは、二回目となった。以前訪れたのは二十五年以上前のことで、何処のホテルに泊まったのかも覚えていない。バスで八幡平まで行ったことは覚えていて、その時のバスの乗客がかなり少なかった為か(僕一人だけだったかもしれない)、バスの運転手さんが色々話をしてくれて、アスピーテライン沿いにある松尾鉱山の跡地でザ・ガードマンのロケが行われたというような話をしてもらったことが記憶に残っている。
それはともかく、盛岡駅前を車で出発して程なく、前方に残雪を抱いた綺麗な山を見ることになった。山の名前は分からないが、写真に撮りたい風景だ。しかし、車を停める場所はなかった。新幹線からも、盛岡駅の手前で、川の向こうに残雪を抱いた綺麗な山を見るこが出来たが、そちらも写真には撮れなかった。
見返峠に来るのは、三回目となったが、八幡沼等への散策コースを歩かなかった。それでも、見応えがある景色を眼に出来た。正に国立公園として申し分ない公園だと思う。
それに対して、三陸海岸も三陸復興国立公園(以前は陸中海岸国立公園)に指定されているが、それ程景色は良いと思わなかった。国定公園でもよいのではないかと思った位だ。しかし、浄土ヶ浜の遊覧船に乗った時に経験したウミネコの餌やりは面白い。相手がウミネコなので、シナリオがない。それが正に面白いというものだ。
また、今回の旅行の目的の一つは、東日本大震災の被災地を見ることであったが、盛岡から龍泉洞を見物し、更に宮古の浄土ヶ浜で遊覧船に乗ったとなれば、時間的に厳しいというものだ。大槌町の海沿いに更地にされた風景を眼に出来た位で、釜石市内の被災地を訪れるのは時間的にとても無理だ。被災地をじっくり見ようと思えば、三陸海岸で一泊しなければならないと思う。また、三陸海岸沿いの45号に沿って防潮堤の建設が進められていたが(写真は撮ることは出来なかった)、あの程度の高さでは、東日本大震災級の津波が来れば、防げないのではないかと思った。何だか、中途半端な防潮堤ではないかと思った。