]
北海道旅行(釧路 根室)
H26.5.29〜5.31
一日目 羽田ー釧路空港ー丹頂鶴自然公園ー釧路市湿原展望台ーサルボ展望台ー塘路湖ー細岡展望台ー米町公園ー幣舞橋ー釧路キャッスルホテル(泊)
二日目 釧路キャッスルホテルー厚岸湖ー国泰寺ー愛冠岬ーあやめが原ー琵琶瀬展望台ーきりたっぷ岬ー花咲港ー納沙布岬ー北方原生花園ー根室グランドホテル(泊)
三日目 根室グランドホテルーネイチャーセンターー春匡代ー野付半島ー北方領土館ー釧路空港ー羽田
釧路といえば霧で有名だ。しかし、旅行者にとって、それ以外で有名にならなければならないことがある。それは、シカだ。釧路地方には、とりわけシカが多いのだ。
では、何故シカが多いことが、旅行者にとって問題なのか?
それは、シカの飛び出しだ。シカが突如、道路に飛び出し、その結果、重大な事故が発生する危険が北海道、殊に釧路地方では多発してるのだ。
僕は今では北海道を旅行する時は、必ずレンタカーを利用するが、最初は定期観光バスとか列車を利用していた。
そして、その時、知床とか阿寒辺りで、バスガイドさんから度々シカと車の衝突事故のことを聞かされていた。
しかし、去年までは、シカと車の衝突事故のことを特に気にはかけてなかった。既に何度もレンタカーで北海道を走っていたのだが、林の中の道でもさしてスピードを緩めることはなかったのだ。
だが、そんな僕の気持ちに変化が生じたのは、昨年の5月からであった。昨年の5月にも北海道旅行を行ったのだが、大雪湖から糠平温泉に向かって車を走らせてる時に、何と車の前の20メートル程の林の中から、突如、シカが道路に飛び出したかと思うと、道路をさっと横切ったのだ。
これにはびっくり仰天してしまった。そして、僕の顔は一気に強張ってしまった。後、二十秒程早くその現場に着い
ていれば、間違いなく、僕の車はシカと衝突していたからだ。何しろ、そのシカは100キロはありそうな巨体で、しかも立派な角を持っていた。あんなシカと80キロ程の速度でぶつかれば、大な事故となったことは確実とだと思ったのだ。
その時は、二泊三日の三日目で、かなり疲れていたということもあり、60キロ程の速度で走っていたことが幸したのだ。家に戻ってから、この事故のことを調べてみたところ、シカと車がぶつかった事故では、車の平均修理代は、37万程かかるそうだ。また、最悪では死亡事故となり、そうでなくても、車が走行不能になることもあるだろう。
そうなってしまえば、楽しい筈の旅行が、悲惨な旅行となってしまうというわけだ。北海道旅行は、くれぐれも慎重になる必要があるだろう。
話は逸れてしまったが、僕は釧路。根室地方を訪れるのは、今回で二度目だ。前回は2002年に訪れたのだが、その時は定期観光バスで釧路湿原を訪れ、また、列車で根室まで行った。根室に向かう列車に乗ってる時に、シカが列車と並走するという光景に出くわし、北海道はまだまだ豊かな自然が残ってると思った。
そして、その思いは今回も変わらなかった。つまり、釧路・根室地方はまだまだ俗化されてなく、原風景が残ってるというわけだ。これが、釧路・根室地方のよさだと思う。