九州(宮崎 都井岬 霧島)旅行
H29.4.3〜5
一日目 羽田ー宮崎空港−青島ー堀切峠ー鵜戸神宮ー都井岬ー宮崎観光ホテル(泊)
二日目 宮崎観光ホテルー御池ー霧島神宮ー神話の里公園ー高千穂河原ー生駒高原ーすきむらんどーのじりこぴあー平和台公園ー宮崎観光ホテル(泊)
三日目 宮崎観光ホテルー綾の昭葉大吊橋ー御池ー高千穂牧場ーえびの高原ーみやざき臨海公園ー宮崎空港ー羽田
宮崎市を訪れたのは初めてだが、霧島は二度目だ。かなり前のことだが、鹿児島から林田バスの定期観光バスで霧島方面の観光を行なったことを覚えている。しかし、今はその定期観光バスはない。その定期観光バス乗車時に稀な経験をした。林田温泉近くだったと思うが、バスが故障し、動かなくなってしまったのだ。幸、動くようになったが、正に稀な経験だろう(事故は珍しくはないが)。
それはそれとして、宮崎を訪れた感想は、意外と印象が良かった、だ。今まで九州は鹿児島、熊本、長崎、大分を訪れていたが、宮崎は一番後だった。つまり、大したことはないと、思っていたからだ。しかし、そうではなかった。日南海岸の海の綺麗さ、穏やかさ。霧島の優美さ。正に、一級品の観光地だ。それが、訪れてみて分かった。来年も宮崎に行ってみよう。
さて、今回の旅行で記しておきたいことがある。それは、林田温泉方面に向かって丸尾温泉の交差点を過ぎたすぐのことであった。霧島国際ホテル近くで、何と白人の若い女性が、次から次へとやって来る車のフロントガラスの方に向かって手を差し出してるのだ。つまり、車を停車させ、乗せてもらおうということだろう。お金がないから、乗せていってくださいということなのではないか。そして、その時の女性の表情は必死だった。
無論、僕は無視し通り過ぎた。後続の車はどうなのかとミラーで見たところ、僕と同じだ。僕は地元の人間ではなく、とても外人の女性を乗せるだけの余裕はなかった。この女性、その後、どうなったかな。
因みに、ヒッチハイクというのは、外国だけの出来事だと思っていたら、どうやらそうではないらしい。何と日本の若い女性にもヒッチハイク好きがいることが、ネットで分かったからだ。知らない人との出会いが楽しいみたいだが、災難に巻き込まれなければいいのだが…。
それはそれとして、僕はマイカーを持っていた頃、駅前の交差点で信号待ちをしていたところ、突如老婆が僕の車の助手席側のドアを開けようとした。しかし、ロックされてるから、ドアは開かない。それで、ウィンドウを開けたところ、老婆は「乗せてってよ」と言った。そう言われても、僕は乗せなかった。というのも、何処まで乗せて行けばよいのか分からないし、また、途中で倒れられたりすれば、堪ったものではない。老婆としては、悪気はなくただ身体がしんどいからだけだろうが、そうかといって安易に乗せてしまえば、こちらが災難に巻き込まれてしまう可能性もある。薄情のようだが、人間誰しも自分が一番大切なのだ。