東北旅行(秋田 男鹿半島 田沢湖 八幡平 鳥海ブルーライン)
H27.9.27〜29
一日目 羽田ー秋田空港ーセリオンー八望台ー入道崎ー寒風山ー八郎潟ー秋田ーホテルパールシティ秋田大町(泊)
二日目 ホテルパールシティ秋田大町ー田沢湖ー玉川ダムー八幡平アスピーテライン(見返峠)ー田沢湖高原スキー場ー田沢湖ー秋田ーホテルパールシティ秋田大町(泊)
三日目 ホテルパールシティ秋田大町ー鳥海ブルーラインー鳥海グリーンラインー横手城ー秋田空港ー羽田
秋田を訪れるのは、二度目だ。しかし、前回の秋田旅行では、飛行機でデジカメの電源が入った状態のままであった為に、バッテリー切れとなってしまい(充電器は持って来なかった)写真を残すことは出来なかった。その為というわけではないのだが、再び秋田を訪れてみた。
印象に残った場所は、田沢湖周辺(田沢湖は三度目)と鳥海山であった。田沢湖では、かたまえやま展望台というビューポイントを訪れることが出来た。ここからの田沢湖の眺めはとてもよい。まるで、摩周湖を見てるような印象を受けた。更に、田沢湖では、田沢湖高原の方の景色が印象に残った。大きなスキー場(田沢湖スキー場)があるだけではなく、田沢湖高原温泉郷には豪華なホテルが並び、旅情を掻き立てる。一度は泊まってみたい温泉だ。
更に、意外だったのは、鳥海山が魅力的だったということだ。鳥海ブルーラインからの景色はそれ程でもないのだが、太平山荘辺りからの眺めはなかなかスケールが大きく、また、鳥海山には様々な登山コースが設けられていて、その辺りが魅力的に思ったのだ。。
もっとも、僕はその登山コースを訪れたことはない。しかし、太平山荘で手にした鳥海山登山マップを見ると、それだけで、鳥海山が魅力一杯の山だと思った。これだけバラエティにとんだコースがあるのだから。
また、秋田は、正に米どころだと思った。町中を離れると、そこかしこに、黄金色に色付いた田園を眼にすることが出来、また、香ばしいお米の香りが車の中にも漂って来た。きっと、美味しいお米を消費者に提供してくれると思う。
しかし、TPPによって、外国の安い米が日本に入って来るようになるかもしれない。そうなると、秋田のお米生産も悪影響を受けないのか? 米だけではなく、様々な農作物の関税を低くし、外国からの食料をどんどんと輸入させ、いずれ日本の食料の殆どを外国に依存させる。これが、TPPの目的ではないのか? 要するに、日本の生殺与奪の権限を外国が握ってしまおうというわけだ。本を読まなくても、音楽を聞かなくても、生活出来る。しかし、食料がなければ生活出来ないのだ。それ故、日本はもっと食料の自給率を高めなければならない筈だ。それなのに、TPPは日本の食料事情を悪化させるだろう。無論、僕はTPPには反対だ。
更に、今回の旅行には関係ないことだが、今、株式会社化の波が押し寄せている。郵政に始まり、いずれ、農業団体も株式会社化されるだろう。そうなると、農業従事者が、日本農業株式会社というような会社の従業員となるわけだ。そして、いずれ株式が上場され、外国の大手資本が株式を支配し、遺伝子組み換えの作物を作るように命令する。そういう風にして、日本支配を一層強固なものにしようとするのだ。そして、日本人は昔の農民のように稼ぎの多くを殿様のようになってしまった外国に貢ぎ、最低限の生活しかさせてもらえない。いわば、家畜民だ。何もかも株式会社化し、株式を上場して行くと、いずれそうなって行くだろう。子供がいない僕ですら、日本の将来が心配だ。
話は元に戻るが、今回の走行距離は、858キロでした。