八重山諸島(石垣島 黒島 西表島)旅行
H28.11.6〜9
一日目 羽田空港ー石垣空港ー石垣港ー黒島ー石垣港ーグランビュー石垣(泊)
二日目 グランビュー石垣ー石垣港ー西表島(上原港)−白浜港ー水落の滝ー船浮ーイダの浜ー白浜港ー上原港ー石垣港ーグランビュー石垣(泊)
三日目 グランビュー石垣ー石垣港ー西表島(上原港)ーヒナイ川ーピナイサーラの滝(滝壺)ーヒナイ川ー宇多良炭鉱跡ー上原港ー石垣港ーグランビュー石垣(泊)
四日目 グランビュー石垣ー石垣島鍾乳洞ー川平湾ー米原ヤシ林ー平久保崎ー玉取崎ー白保ー宮良川ー石垣空港ー羽田空港
石垣島、西表島を訪れるのも、今回で三回目となった。三回目ともなれば、石垣島に関してある程度詳しくなり、また、西表島での観光は仲間川ボート遊覧、由布島観光では物足らないというものだ。それで、他の観光は出来ないかと思い、見付けたのが、船浮方面のグラスボート観光とピナイサーラの滝方面のカヌーだ。
船浮方面の観光に関しては、天気が今一つだったのは残念だが、まずまずだったというのが感想か。水落の滝に向かうジャングルの中のような川をグラスボートで進むのは、なかなか冒険気分を味わえたし、また、船浮周辺から内離島周辺に広がるサンゴの群落は確かにすごいものだった。一瞬だが、ウミガメも目にすることが出来た。しかし、このサンゴの群落が殆ど死滅したと聞かされて、正に勿体ないと思ったものだった。また、船浮には何もないが、まあ、ゆったりと時を過ごしたい人にはお薦めスポットといえるだろう。
また、カヌーに乗ったのは、十年振り位だったが、カヌーは身体が自由に動く人なら誰でも乗れるだろう。要するに、子供だけでなく、大人も十分に愉しめるのだ。一度乗ったら、何度でも乗ってみたいというのが、カヌーだろう。しかし、中高年にとってみれば、厄介な問題があることが分かった。それは、肩の痛みだ。どうしても、パドルを漕ぐときに肩が上がってしまう。その為に、どうしても、肩が痛くなってしまうのだ。日頃、肩の痛みを感じない若者なら問題はないのだが、中高年になると、日頃肩の痛みを経験するというものだろう。そういった人がカヌーに乗り、パドルを漕ぐと、まず間違いなく肩の痛みを感じることであろう。僕も何とか肩の痛みを感じないようにパドルを漕ごうとしたのだが、なかなかうまくいかない。中高年といえども、カヌーは容易く漕げるのだが、肩の痛みはどうしても避けられないであろう。
カヌーの後は、宇多良炭鉱跡を見物した。宇多良炭鉱に関しては、本を読んだことがあったので、一度訪れてみたいと思っていた。その為に、ピナイサーラ滝半日+宇多良炭鉱跡見物の観光業者を利用することにしたのだ。
宇多良炭鉱といえば、やはり、強制労働だ。一度宇多良炭鉱で働くことになれば、逃げられず、脱走を試みた者は連れ戻され、見せしめの為にリンチにされたとか、脱走を試みジャングルをさまよったが、結局、島から脱出できずに、ジャングルの中で死んでしまったとか、ヨナラ水道を泳いで渡ろうとしたが、失敗したとかいうような話が印象に残っていた。また、炭鉱には演劇場もあったらしいが、そのような痕跡は今は残っていないようだった。ただ、トロッコのレンガの支柱が残ってる位なものであった。しかし、宇多良炭鉱は一度は訪れてみたい観光スポットだろう。